今後の需要も期待され、介護業界は人気の業界の一つです。しかし介護の仕事は他業界に比べて低賃金といわれることがあり、それを理由に介護の現場から退職してしまう人もいます。確かに介護業界の各企業の中には無資格や未経験者の募集を行っている場合もあり、そのような人たちの賃金が低いということはあります。しかし介護資格を取得して実務経験を積むことで、基本給が上がるだけではなく資格手当や役職手当が付与されて賃金アップに繋がることもあるのです。さらに介護の仕事の中には働き方一つで賃金アップに繋がる仕事もあると言われているのです。
そのおすすめだとされている働き方が、夜勤専従と言う働き方になります。夜勤専従とは介護の現場において夜勤勤務を専門とする働き方で、日勤に比べて時給が高くなったり夜勤手当が付与されたりします。勤務時間も夕方5時頃から翌朝の8時頃までと長時間になることが多く、一回の勤務でかなりしっかりと稼げることも人気の秘密です。もちろん介護資格の有資格者であれば資格手当や役職手当が付与されることもあり、月数回の勤務でも十分な金額を稼ぐことができます。夜勤勤務には介護施設での勤務や、夜中に高齢者の自宅を数件訪問する夜間の見回り訪問介護、一軒の自宅で高齢者のお世話をする夜間の見守り訪問介護などがあります。また、一般的には高齢者が日帰りで利用するデイサービスの中にも、ショートステイなど宿泊できるサービスを実施している場合もあり、そのような施設では夜勤勤務があります。